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Gentleman!

先日、お客様がありました。
以前、家と交流があった方で、近くに用事のあった帰りに、懐かしくて寄ってくれたそうです。
とっても、ダンディーな男性で、お爺さんというよりは紳士でした。

身だしなみは清潔で、派手さは無く、地味でもなく、靴はハシュパピーのバックスキン、新しいものでした。
背筋はピンとして、物腰はやわらかく、上品を絵に描いたようでした。

「お茶だけですけど。」
と、紅茶をテーブルに置くと、
「イエ、急に思い立ったので、私も手ぶらでまいりました。」
と、言い方も身ぶりも、とってもオシャレ。
私のような若年もの(?) にも丁寧で、さわやかな印象です。

外を見ると、自転車がおいてあります。
エー!!! たしか、尾西の方だったよね!

尾西というのは、家からずいぶん遠く、車で行って帰っても、半日仕事です。
急いで調べると、8~9km はあります。
ウソでしょ~!
と、思ってるうちに、紳士は軽やかに自転車に乗って帰って行かれました。

何という苗字だったのか?最後まで思い出せずにいると、夫が来て、
「○○さん、だったよ。名刺もらって、やっと思い出したよ。」
と、こちらは、夫婦でボケが始まっています。
「○○さんはシッカリしてたよ。90歳だって。」
90歳!。。なんと!
8~9kmも一人で、自転車に乗って来ているのです!
シッカリ を通り越しています。
「車も運転するらしいよ。キー、持ってたもの。」
スゴイ!車も運転できるのに、こんな遠くに 自転車で来るなんて!
そのエネルギーにビックリ!

反省材料がたくさんあります。
この頃、誰にも会わない事を祈りながら、近くだからと、髪ボサボサで普段着で出かけてしまいます。
帰りの荷物が重いからと、歩いて3分で行けるスーパーマーケットに車で行きます。
駐車場でも、歩かないように、少しでも、入り口の近くに駐車します。
並んで待っても、エスカレーターに乗ります。
姿勢が悪い、間食が多い、お買い物袋を忘れる、・・・
ちょっと 反れましたが、キリがありません。
自己嫌悪になります。

90歳という年齢に、実感がわきませんが、ああ在りたいと思います。
良い目標を見せてもらいました。


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関係ないのですが、お友達から頂いた、チャイです。
お教室で使わさせてもらってます。
ミルクティーにして、オイシイです。アリガトウ!
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by cake_studio | 2007-11-16 16:59

2007年 柿の木

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家の柿の木です。
今年は不作かな?
でも、実の一つ一つは、いつもより大きい気はします。
何という種類の柿の木か、知らないのですが、実は、この柿の木には、渋い実と甘い実とが混ざってなるのです。
私も聞いたことが無かったのですが、そんな木が本当にあるのです。
それも、柿の実の外観からは、全く見分けがつかず、皮をむいてみて、ゴマがあれば「甘」、無ければ「渋」と判るのです。

初めのうちは面白くて、ゴマが出るまでむいて、食べたりしていたのですが、この頃はあきてしまって、家の人は誰も食べず、近所の人とか欲しい人に持って行ってもらっているので、チェックしてませんが、多分、この状態は変わっていないと思います。

私は、この複雑な木が好きです。
同じ味の果実を、平均に実らせる木よりも、個性があってオモシロイ。
人格さえ感じます。
幹の中では、人間のように、善と悪とが微妙に絡みながら流れていて、時を重ね、枝をのばして、善い行いは甘い実に、悪い事は渋い実となって、ラッキーとアンラッキーを実らせているのです。
フタを開けてみなければ、食べてみなければ、甘いか渋いかわからない。
人生ですね~。

もしかしたら、仕事がキツくなった、エンマ大王様が、その善悪の判断に疲れ、充電期間中の自分の代わりに作った、柿の木かもしれません。
木の前には亡霊が並び、甘い実なら天国に、渋い実なら地獄にと・・・。
その大事な判断を任されていた柿の木かもしれません。

アー! また、余分な妄想をしてしまいました。

人間には見分けがつかない柿の実ですが、カラスにはわかるようです。
でも、カラスに天国は、あまり似合いませんね。
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by cake_studio | 2007-11-07 23:26 | フルーツ