今、一社の
「ギャラリー・ヴァルール」 では、若手の人気画家
nakamura mayako さんの個展が開かれています。
中村さんの作品は、大胆にして繊細。 映画監督の黒澤明さんが言っていた、「天使のように大胆に、悪魔のように繊細に。」 という言葉が すぐ思い浮かびました。
私は ケーキのデコレートをするときには いつもこの言葉を思い浮かべながら飾ります。
モチロン、中村さんには遠く及びませんが、すっかりファンになってしまいました。
キャンパス自体にもオリジナリティがあって、縁のとがっている部分が丸くカットされていたり、四角くない絵もあって、それがとってもオシャレです。
エネルギッシュなのに 遊んでいて カワイイ、モノトーンの絵も朗らかです。
黒を含めて、色の グラデーションと対比のバランスが絶妙で、それが感情のどこかをくすぐります。 生きた芸術です。
見に行った時に 中村さんにお会いできました。 こういう出会いは 人生、そうあるものではありません。
新築の家に絵をお願いしました。 中村さんは、どこに あの力強さが隠れているのかと思うほど おだやかでナチュラルな 話のしやすいお嬢さんでした。
「中村眞弥子」 展は、8月6日(土)までです。 生きたアートでリフレッシュしてみてください。